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松江市 介護

松江市で補聴器の購入費助成を受けるには|年齢と手帳の有無で変わる4つの入口

松江市には、補聴器の購入費を助成する制度が年齢や障がい者手帳の有無ごとに分かれて用意されています。どのページを見ればよいか、どの課に申請するか、そして全部に共通する「買う前に申請する」という順番を、公式ページの記載だけで整理しました。助成額・条件は年度で変わるため、最新・正確な内容は必ず公式でご確認ください。

結論:先に申請、買うのは最後

松江市の補聴器の助成は複数ありますが、公式ページのどれを読んでも共通しているのは「市の決定が出る前に買ったものは対象にならない」という点です。18歳以上65歳未満向けのページには「市から決定通知書が届くまで補聴器は購入しないでください。決定前の購入は助成対象外です」と明記されています。18歳未満向けのページにも「補聴器の購入前に申請をお願いします」と書かれています。

先にお店で買ってから市役所に相談すると、要件を満たしていても助成が受けられない形になります。手続きの入口をまちがえないこと、そして買う前に窓口へ行くことが、この制度でいちばん大事な部分です。

自分がどの入口かを見分ける

松江市の公式ページは、対象になる人ごとに別々のページに分かれています。まず「聴覚の身体障がい者手帳の交付対象かどうか」で大きく2つに分かれ、対象外の方は年齢でさらに3つに分かれる、という構成です。

  • 65歳以上で、聴覚の身体障がい者手帳の対象ではない方 … 「高齢者補聴器購入費助成事業」。担当は健康福祉部 介護保険課 介護予防係です。
  • 18歳以上65歳未満で、手帳の対象ではない方 … 「松江市軽度・中等度難聴者補聴器購入費助成事業」。申請書と意見書の提出先は障がい者福祉課です。
  • 18歳未満(公式には「高校3年生以下の学生は対象。就労していても対象。」と記載) … 「難聴児補聴器購入費助成事業」。担当は障がい者福祉課です。
  • 聴覚の身体障がい者手帳をお持ちの方 … 上の3つではなく「補装具費の支給」が案内されています。担当は障がい者福祉課です。

この記事では上の4つを順に見ていきます。助成額や上限額は公式ページに明記されていますが、年度によって変わりうるため、この記事では金額を書かず、公式ページで確認していただく形にしています。

65歳以上の方(高齢者補聴器購入費助成事業)

公式ページには、この事業の目的が「聴覚の身体障がい者手帳の対象とならない、軽度・中等度難聴者に対し補聴器購入費用の一部を助成し、社会参加の促進につなげます」と書かれています。令和8年度分の受付が始まっている旨がページに記載されています(受付の終了日については記載がありません)。

対象になるのは、次のすべてを満たす方だと記載されています。

  • 松江市内在住の65歳以上の方
  • 身体障がい者手帳(聴覚障がい)の交付対象でないこと
  • 市民税非課税世帯または生活保護受給世帯であること
  • いずれかの耳もしくは両耳の聴力レベルが30デシベル以上で、医師により補聴器の使用が必要と認められた方
  • 補聴器装着前後の生活状況等の変化に関するアンケートに回答できる
  • 市や地域包括支援センターから案内する介護予防事業等に参加できる
  • 要介護認定なしから要支援2までの方

見落とされやすいのは後半の2つです。アンケートへの回答と介護予防事業等への参加が、公式に対象要件として並んでいます。「補聴器を買うだけの制度」ではなく、その後の暮らしの変化まで含めて見ている事業だ、という点は知っておくとよい部分です。

また、次の場合は助成できないと明記されています。

  • 本事業の助成決定前に補聴器を購入した場合
  • 集音器、助聴器、補聴器付属品のみを購入した場合
  • 修理等で購入した場合
  • 認定補聴器専門店以外の販売店で購入した場合

集音器と補聴器の違いについては、松江市のページ自体にQ&Aの形で解説があります。買う場所についても、市が「認定補聴器専門店」のリンクを示していますので、お店を決める前にそのページから確認してください。

申請の順番(65歳以上の場合)

公式ページには、手続きが次の順で示されています。

  1. 対象要件を確認し、申請書を作成する(申請書の様式は公式ページからダウンロードできます)
  2. 耳鼻咽喉科を受診し、意見書の作成を依頼する(受診や意見書作成に係る費用は自己負担と明記されています)
  3. 申請書と意見書を介護保険課へ提出する
  4. 市から決定通知書を受け取る
  5. 決定通知書を持参し、認定補聴器専門店で補聴器を購入する

支払い方法にも注意点があります。公式ページには、購入時は補聴器の購入費用から助成額を差し引いた額を支払うこと、そして購入時に請求書兼委任状を記入して補聴器取扱業者へ渡すことが書かれています。いったん全額を立て替えて後から振り込まれる形ではない、という点が読み取れます。

18歳以上65歳未満の方

こちらは「松江市軽度・中等度難聴者補聴器購入費助成事業」という別のページになります。対象は、次のすべてに該当する方と記載されています。

  • 松江市内に住む18歳以上、65歳未満の方
  • 市民税非課税または生活保護受給世帯に属する方
  • いずれかの耳または両耳の聴力レベルが30デシベル以上で、医師により補聴器の使用が必要と認められる方
  • 身体障がい者手帳(聴覚障がい)の交付対象でない

手続きの流れは65歳以上の場合とよく似ていますが、申請書と意見書の提出先が障がい者福祉課である点が異なります。申請書の設置場所は「障害者福祉課または介護保険課窓口、市ホームページ」と案内されています。受診する医療機関についても、公式は耳鼻咽喉科の中でも補聴器相談医を受診するよう案内しています。

18歳未満の方(難聴児補聴器購入費助成事業)

18歳未満の場合は、上の2つとは助成の考え方そのものが違います。公式ページでは、補聴器の種類ごとに基準額が表で示されており、購入費用と基準額を比べて低いほうの額をもとに助成額が決まる、という仕組みが説明されています。定額ではなく、補聴器の種類と購入額によって変わります。

対象になるのは、次の3つすべてを満たす方だと記載されています。

  • 松江市民であること
  • いずれかの耳もしくは両耳の聴力レベルが30デシベル以上70デシベル未満であること(公式には、30デシベル未満でも補聴器の装用により言語の習得等に一定の効果が期待できると医師が判断する場合は対象とする、という記載もあります)
  • 18歳未満(公式に「高校3年生以下の学生は対象。就労していても対象。」と記載)

対象外になるものとして、修理や消耗品の交換のみの場合と、この助成を受けてから耐用年数を経過していない場合が挙げられています。耐用年数の年数も公式ページに明記されていますので、買い替えを考えている場合はそこを先に確認してください。必要書類は申請書と、指定医が作成した難聴児補聴器意見書です。

聴覚の身体障がい者手帳をお持ちの方(補装具費の支給)

手帳をお持ちの方は、ここまでの3つの制度の対象外と公式に明記されており、かわりに「補装具費の支給」の対象になります。公式ページでは、対象者は「身体障がい者手帳の交付を受けた方及び難病患者等」とされ、聴覚障がいの主な種目として補聴器が挙げられています

こちらの制度で特に押さえておきたい記載は次のとおりです。

  • 介護保険対象者は、介護保険制度が優先されます(公式の記載)。入院中や施設入所中の方は対象外となる場合があるとも書かれています。
  • 購入、修理後の申請は支給対象外と明記されています。ここでも事前申請が原則です。
  • 購入の場合は生活状況等の聞き取り調査があり、県の専門医による判定(判定会に出席)が必要な場合があると記載されています。
  • 費用の一部が利用者負担となり、世帯の収入状況に応じた月額の負担上限額が公式ページの表に示されています。世帯の中に一定以上の所得がある方がいる場合は支給対象外になる、という記載もあります。
  • 補装具には種目ごとに耐用年数が定められており、原則として耐用年数内の再購入は認められない(修理は可能)と記載されています。

必要書類には身体障がい者手帳やマイナンバーのわかるもののほか、医師が作成した補聴器意見書が挙げられています。意見書の様式も公式ページに用意されています。

公式に書かれていないこと

この記事を書くにあたって公式ページを読みましたが、次の点は記載が見当たりませんでした。気になる場合は担当課に確認してください。

  • 受付の終了日や、年度内の予算の枠 … 高齢者向けのページには受付開始の案内はありますが、終了日や予算枠についての記載はありません。
  • 申請してから決定通知書が届くまでの日数 … 記載なし。買う時期を決める必要がある場合は、事前に窓口へ確認を。
  • 耳鼻咽喉科の受診費用・意見書作成費用の金額 … 自己負担であることは明記されていますが、金額は医療機関によります。
  • 市外の認定補聴器専門店で購入した場合の扱い … 公式ページは認定補聴器専門店であることを条件として示していますが、所在地についての記載はありません。

窓口に電話する前に手元にあると早いもの

以下は公式が持ち物として指定しているものではなく、当サイトが相談内容を整理するための目安としてまとめたものです。そろっていなくても相談はできます。

  • 本人の年齢がわかるもの(どの制度の入口になるかが年齢で変わるため)
  • 聴覚の身体障がい者手帳の有無(お持ちであれば手帳)
  • 世帯の課税・非課税の状況(65歳以上・18歳以上65歳未満の制度では要件になっています)
  • 介護認定を受けているかどうか、受けている場合はその区分
  • すでに耳鼻咽喉科を受診しているかどうか、受診先の医療機関名
  • 補聴器をいつ頃までに使い始めたいか(申請から購入までに順番があるため)

問い合わせ先

公式ページに記載されている担当は、65歳以上向けの高齢者補聴器購入費助成事業が「健康福祉部 介護保険課 介護予防係」18歳以上65歳未満・18歳未満・補装具費の支給が「健康福祉部 障がい者福祉課」です。障がい者福祉課は係ごとに電話番号が分かれており、補装具は障がい者福祉係の番号が案内されています。電話番号は各公式ページに掲載されていますので、かける前にそちらでご確認ください。

出典と確認日

この記事は、下の「出典(公式)」に挙げた松江市の各公式ページを2026年8月26日に確認して作成しました。公式ページに記載がない項目は推測で補わず、「記載なし・窓口で確認を」と明記しています。助成額・上限額・負担上限額といった金額は年度で変わりうるため、本文には書かず公式ページでの確認をお願いしています。当サイトは申請の代行やあっせん、補聴器販売店の紹介は行いません。

このコラムのくわしい内容・対象・受付・申請方法と最新の情報は、 公式ページでご確認ください。金額・期限・要件は変わることがあります。

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本コラムは公式情報をもとに、くらしのみちしるべが中立にまとめたものです。申請の代行・業者のあっせんは行いません。内容は掲載日時点のもので、最新・詳細は必ず公式でご確認ください。